【アメリカで生活】為替の仕組みと基礎知識

為替の仕組み 生活

ハワイ時間2022年3月17日の為替は、$1=118.72円です。(出典元:ヤフーファイナンス

1年前の2021年3月は$1=106.52円でした。(出典元:ヤフーファイナンス

1年で約12円も上がっています。

ドルを円に換える場合は良いですが、円をドルに換える場合は良くないです。

今回は、為替の基礎知識と仕組みについてまとめました。

為替のニュースでよく聞くのが「円安」と「円高」という言葉です。

円安は今の状況です。

昨年の3月は$1=106.52円だったのが、今年の3月は$1=118.72円になったのは、去年の3月より今年の3月の方が「円安」となります。

イメージとしては$1の値段がついたリンゴを買うのに、去年は106.52円で買えましたが、今年は118.72円払わないと買えないということです。

つまり円の価値が下がっているので「円安」という表現になります。

逆の現象を「円高」と言います。

もし、来月$1=90円になった場合、今月に比べて来月は「円高」となります。

こちらもイメージとしては、$1のリンゴを来月はたった90円で買えるので、日本円の価値が上がったことになります。

為替の仕組み

外国為替の取引は「外国為替市場」で行われています。

株式市場とは異なり、取引所があるわけではないです。

為替の取引は売り手と買い手が1対1で取引条件(価格や数量)を決定し、決済までを行います。

銀行や証券会社だけではなく、企業や個人も参加しています。

市場は2種類あります。

1.インターバンク市場→銀行間の取引をする市場

2.対顧客市場→銀行と企業や個人が取引をする市場

株価と同様に売り手と買い手の需給関係で為替は決まります。

もし、「円を売ってドルを買いたい」という銀行や、企業、個人が多いと「円安」を引き起こします。

逆に「ドルを売って円を買いたい」という銀行、企業、個人が多いと「円高」になります。

現在「円安」の理由

現在の円安は何が原因で起こっているのでしょうか?

日本経済新聞の記事によると、「日銀の金融政策決定会合で大規模緩和の維持を決めたことで、日米間における金融政策の方向性の違いが浮き彫りとなり、円売り・ドル買いが優勢になった。」と解説しています。

今後の為替に変動が気になります。

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