【アメリカで保険】いくらの生命保険が必要か?

いくらの生命保険が必要 生命保険

生命保険に入る際にいったいいくら保険金が必要か考えなければなりません。

多いほうが良いですが、金額高くなれば月々の保険料も高くなります。

今回は保険金を決める際の考え方をまとめました。

一般的には、住宅ローンの支払いや子供の大学の学費などの長期的な財政的義務(financial obligation)を合計してから、今持っている資産を差し引く必要があります。

その残りが、生命保険で補う必要があります。

算出方法

Step1:財政的義務(financial obligation)の算出

  • 年間の給料×年数(何年分の収入に置き換えたいか)例:$90,000×10年
  • 住宅ローンの残高
  • その他の債務
  • 大学の学費
  • 葬儀費用などの将来必要な費用など

すべてを合計します。

Step2:現在の資産(リキッドアセット)の算出

現在のリキッドアセット(liquid assets:現金や現金化しやすい資産)をリスト化します。

  • 現金
  • 現在積み立てている教育資金
  • 現在入っている生命保険など

すべてを合計します。

Step3:財政的義務から現在の資産(リキッドアセット)を引く

計算した税制的義務(Financial Obligation)から計算したリキッドアセットを引いた差が、今後、生命保険で埋める必要がある金額になります。

 

生命保険の計算機の活用

上記の計算を行うのに、ウェブ上に便利なLife Insurance Calculatorがいくつもあります。

それぞれの生命保険会社や株のオンラインブローカー、ファイナンシャルの情報サイトなどが無料で提供しています。

FidelityのLife Insurance Calculator
https://www.fidelity.com/calculators-tools/life-insurance

その他の見積もり方法

いくらの保険金が必要か簡単に判断したい場合は、以下の見積もり方法があります。

年収の10倍

「10倍の収入」はよく言われる内容です。

注意点としては家族のニーズを詳細に検討したり、貯蓄や既存の生命保険契約を考慮したりすることが無いです。

また、収入がなくても専業主婦の場合に計算ができません。

年収の10倍+子供1人に付き100,000ドル

「10倍の収入」に子供の教育資金を追加したものです。

子供がいる場合、大学やその他の教育費は生命保険の計算の重要な要素になります。

ただし、この方法もまた、家族のニーズ、資産、またはすでに加入している生命保険の補償範囲のすべてを考慮していません。

DIME計算式を利用

この式は、上記の2つよりも自身の財政をより詳細に調べる必要があります。

DIMEは、債務(Debt and final expenses)、収入(Income)、住宅ローン(Mortgage)、教育(Education)の略で、生命保険のニーズを計算するときに考慮する必要のある4つのカテゴリーです。

債務(Debt and final expenses):住宅ローン以外の借金や葬儀費用の見積もりを合計します。

収入(Income):家族が何年間支援を必要とするかを決定し、年収にその数を掛けます。

住宅ローン(Mortgage):住宅ローンを返済するために必要な金額を計算します。

教育(Education):子供を学校や大学に送る費用を見積もります。

これらのすべてを一緒に追加することにより、いくら必要かより具体的に把握できます。

ただし、この計算式は包括的ですが、すでに持っている生命保険の補償範囲と貯蓄を考慮していません。

計算する際の注意点

  • 生命保険は、全体的な財務計画の一部と考える。
    大学の費用などの将来の費用、および収入や資産の将来の成長を考慮に入れる必要があります。
  • けちらない。
    収入はおそらく何年にもわたって増加し、費用も増加する可能性が高いです。これらのいずれかがどれだけ増加するかを正確に予測することはできませんが、多めに見積もることは、配偶者と子供がライフスタイルを維持できるようにするのに役立ちます。
  • 家族と話し合う。
    計算する際には家族と一緒に考える必要があります。家族にとってとても重要な内容です。

まとめ

生命保険の金額を決める際には、簡単な方法からより詳細を把握する方法まで様々ですが、一番重要なことは、家族と話し合って将来の財務計画とリスク管理を行うことです。

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https://usmoneylab.com/category/lifeinsurance/

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