学生時代はあまりピンとこなかったのですがアメリカで社会人として生活を始めるとよく出てくる「クレジットスコア」。
家を借りるときや、車や家のローンを組む時、クレジットカードを作るときにも出てくる「クレジットスコア」についてまとめました。
「クレジットスコア」はどれだけその人が信用できるかを数値化したものです。
ローン会社は、お金を貸す時に、借りた人が、きちんと期限内に決められた返済をしてくれるかが、一番重要な部分になります。
もし、クレジットスコアが高い場合、利子が低くなります。
逆にクレジットスコアが低いと、ローンが組めない、組めても利子が高くなります。
クレジットカード会社も、クレジットカードを使用した分のお金を期限内にきちんと払ってくれるかが、一番重要な部分になります。
クレジットスコアが低いとクレジットカードが作れないこともあります。
アメリカではこの「クレジットスコア」を基に判断されることが多いです。
誰がクレジットスコアを決めるのか?
信用情報機関がクレジットカード、ローン、携帯電話の支払い、銀行情報などの情報を元に、「FICOスコア」をベースに、それぞれ独自の「クレジットスコア」を算出しています。
アメリカの大手信用情報機関が3つあります。
- エキファックス(Equifax)
- エクスペリアン(Experian)
- トランスユニオン(TransUnion)
「FICOスコア」は、the Fair Isaac Corporationというデータ分析会社が約30年前に開発した採点方式です。
どうやってクレジットスコアが決まるのか?
「クレジットスコア」を決める主な項目は下記になります。
- 請求書の支払い履歴
- 未払いの負債
- ローン口座の数と種類
- ローン口座を開設してからどれくらい経過しているか
- どれだけ現在使用可能なクレジットがあるか
- クレジットの新しいアプリケーションがあるか
- 債務の回収、差し押さえ、または破産に送ったことがあるかどうか、またどれくらい前に起こったか
具体的な項目と採点配分
- 支払い履歴(35%)
- 借入の残高(30%)
- 信用履歴の長さ(15%)
- 最近の新規クレジットカード作成履歴(10%)
- クレジットカードの種類・使われ方・用途(10%)
クレジットスコアの大きさ
「クレジットスコア」の大きさは最高得点が850点です。
760-850点 EXCELLENT
725-759点 VERY GOOD
660-724点 GOOD
560-659点 FAIR
-559点 POOR
平均は680点から700点と言われています。
大体750点以上は「優良顧客」とになされます。
逆に660点より低い場合は「要注意顧客」となります。
自分のクレジットスコアを確認する方法
自分の「クレジットスコア」は、確認する方法は「FICOのウェブページ」から有料でチェックする方法があります。
FICOは月々の費用が掛かってしまうので、手軽に無料で自分のスコアを確認する方法は「Credit Karma」というウェブサイトです。
クレジットスコアを上げる方法
「クレジットスコア」を上げる(下げない)方法は、
- 利用金額の支払い遅延・延滞をしない
- 無意味にクレジットカードを増やさない
- 同じクレジットカードを長く使う
- クレジットカードは限度額まで使わない
などです。
まとめ
アメリカでの生活(ローンする際など)に欠かせない「クレジットスコア」は今の自分のスコアいくつかを把握して、スコアを少しでも上げるように、支払いの遅延などが無いようにすることが重要です。
アメリカでの生活で重要な資産形成やもしものことに備えた保険など、生活面と密接にかかわるLiving Benefit付きの生命保険に加入する人が増えています。
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