今回は、アメリカと日本の株式市場の違いについてまとめました。
日本では、個人投資家が参加できる株式市場は下記の4つになります。
- 東証第一部
- 東証第二部
- 東証JASDAQ
- 東証マザーズ
アメリカには、ニューヨーク市場とナスダック市場の二つの市場があります。
- ニューヨーク証券取引所
- ナスダック(NASDAQ=National Association of Securities Dealers Automated Quotations)
ニューヨーク取引市場
世界最大の証券取引所です。
ニューヨーク市のウォール街にあり、「ビッグボード」(Big Board)と呼ばれています。
ニューヨーク取引市場で上場している会社は約2,800社
- コカ・コーラ
- ウォルマート
など
ナスダック(NASDAQ)
新興企業向けの株式市場。
コンピューターシステムのみで運営されている取引所です。
ナスダックで上場している会社は約3,300社
- アルファベッド(グーグル)
- アマゾン
- アップル
など
取引時間
日本の株式市場は、平日の午前9時から午前11時半の前場と、12時30分から午後3時までの後場に分かれています。
アメリカの場合は、ニューヨーク取引市場とナスダックともに、米国東部時間の午前9時30分から午後4時までになります。
お昼休みが無いです。
購入できる株数
日本の場合、各企業によって最低売買単位がそれぞれ決まっており、100株や1000株単位で購入する必要があります。
アメリカの場合は、どの上場企業の株も1株から購入することができます。
株主優待と配当金
日本の場合、「株主優待」と呼ばれる株主に対してプレゼントをしている上場企業があります。
自社の製品や割引券などがあり、その株主優待を目的にその企業の株を購入する人もいます。
アメリカでは、株主優待はないです。
配当金はあります。
しかも、株主優待が無い分、配当利回りが高い企業が多いです。
代表的な指標
日本の場合、株式市場全体を表す指標としてよく「日経平均」が登場します。
日経平均は、日本経済新聞社が東証1部に上場している企業の中から選んだ225社の平均の株価です。
この指標を活用して、日本の経済の景気の動向などを確認する人が多いです。
アメリカの場合は、代表的な指標は「S&P 500」です。
この指標は、アメリカの各付け会社「S&P Global Ratings」がニューヨーク取引場とナスダックに上場している企業の中から選んだ500社の平均の株価です。
こちらの指標はよく、アメリカの株式市場の状態を表し、アメリカの景気の動向などをこの指標を活用して確認する人が多いです。
まとめ
日本とアメリカの株式以上の違いについてまとめました。
取引時間や、株主優待の有無など、様々なところで違いがあって興味深い内容でした。
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