一口に生命保険と言っても国が変われば特徴も変わります。
日本では最近、ファイナンスに関するブログやyoutubeなどで生命保険に入る必要はないと発言している人が多いです。
ここで気になるのが日本とアメリカの生命保険の違いです。
ここでは、その違いについてまとめました。
日本とアメリカの違い
良く言われるのがアメリカの生命保険は日本の生命保険に比べて同じ保障内容でも保険料が約3割~5割安いということです。
また、保険金も数十億以上の金額を設定することができ、日本の生命保険に比べて自由度が高いです。
なぜ違うのか?
同じ保障でも月々に支払う金額がアメリカの生命保険の方が安くなるのはなぜでしょうか?
それは、日本とアメリカの生命保険では「The assumed interest rate」(予定利率)が異なるためです。
「The assumed interest rate」は保険会社が契約者に対して保証する運用利回りのことです。
保険会社は支払われた保険料のほとんどを「Policy Liabilities」(責任準備金)として積み立てます。そして、株式や、債券、不動産などに投資し運用して増やします。
保険会社によっても異なりますがアメリカの保険会社は運用成績が良いため、予定利率が高く、同じ保障額でも月々の保険料が日本に比べて安くなります。
なぜアメリカでは生命保険が重要なのか?
アメリカの医療費はものすごく高いです。
アメリカではそもそも日本の国民健康保険や社会保険のような制度がありません。
勤めている会社が契約している健康保険に入り、家族は、個人で民間の健康保険会社に加入します。(会社によっては家族分も会社が払う場合もある)
健康保険の契約内容によって自己負担額や保障が変わります。
大きな病気をして手術や長期入院した場合の医療費を支払うために生命保険に加入する必要があります。
アメリカ人が自己破産をする際の理由で多いのが「莫大な医療費が払えなくなった」ことです。
まとめ
アメリカの生命保険会社は、支払われた保険料の大部分を「Policy Liabilities」(責任準備金)として積立て、運用します。
この運用利率が高いため予定利率が高く月々の保険料が安くなります。
医療費が高いアメリカでは生命保険は無くてはならない存在です。
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