昨年から物価の上昇が話題になり、ガソリンの値段も例外なく値段が上がっているのですが、先週あたりからさらにガソリンの値段が上がりニュースになっています。
2022年3月に入り、ハワイ州の1ガロン当たりのガソリンの値段の平均は$4.66になりました。
約1年前の平均価格は$3.5でした。
ハワイだけではなく、全米でガソリンの値段が上がっています。
今回はガソリンの値段が高騰する理由についてまとめました。
ロシアによるウクライナへの侵略
ガソリンの値段の高騰にはいくつかの原因がありますが、今回の最大の原因は「ロシアによるウクライナへの侵略」です。
ガソリンの値段を決定する大きな要因は原油の販売です。
ロシアは、最大の原油の供給国の1つですが、先週、米国と欧州連合がロシアに課した制裁措置によって原油価格は劇的に上昇しています。
いつまでガソリン代の高騰はつづくか?
全米のガソリン価格などの情報を提供している「GasBuddy」によると、今週は、史上最高の記録を更新すると予想さし、2022年のガソリン価格の予測では、1ガロンのガソリンの平均コストは5月に$4.25に達し、これがピークになると予測しています。
仮に5月以降に価格が下落し始めたとしても、平均のガソリンの価格は11月まで$4を超えると予想しています。
どこが一番ガソリンが高いか?
USA Todayの記事によると、アメリカの中で最もガソリンの価格が高いのはカリフォルニアで平均コストは$5.34です。
平均価格が$5を超える唯一の州です。
最も価格が高い郡(County)は、ネバダ州と国境を接するモノ郡で$5.92です。
ロサンゼルスのシェルガソリンスタンドを含め、州全体のステーションの価格は$6を超えていて、レギュラーガソリンの価格は1ガロン当たり$6.99でした。
逆に価格が最も安い州は、ミズーリ州、カンザス州、オクラホマ州、アーカンソー州です。
各州の平均価格は$3.70未満で、ミズーリ州が$3.62で最も安いです。
まとめ
ロシアがウクライナに侵略したニュースは、連日ニュースで流れていて画面の向こう側の出来事という感覚になっていますが、こうして我々の実生活にも影響が出ています。
争いごとは、良いことなんて一つもないと改めて感じました。
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